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「世代を超えて楽しめるブルーベリー狩り園」を目指して「世代を超えて楽しめるブルーベリー狩り園」を目指して

「世代を超えて楽しめるブルーベリー狩り園」を目指して

ブルーベリーづくりがはじまるまで

親が農地を持っていて野菜を作っているのを日々横目で見ていました。最初は親も趣味で作っていたのですがある日、畑の隅に1m²くらいの小さな無人の小屋を作り野菜を置いたところ、お得意様ができたのです。「美味しい野菜をいつもありがとう」といわれ気がつけば農業法人になり、農地も段々と大きくなる反面で持て余すように。「何かつくらないか?」と誘われましたが、日々見ていて作るということはとても大変なことだと思っていました。1年中、耕して肥料を撒いて雑草を抜いて、天候で不作もあれば病気になったりもする。常に野菜に追いかけられている姿を見ていて自分には、そこまで野菜づくりに時間を割く余裕もないだろうし、本業で緊急なことがあれば野菜の世話も中途半端になるだろうしと、できないという理由は100も200も出てきます。そんなことを思い頭の片隅に置きながら過ごしていました。

ブルーベリーづくりがはじまるまで

2013年に家族で観光旅行として名古屋城へ行き、朝早くに着いたのもあり昼前には観光し終わりました。何か食べたいということで、当てもなく携帯で検索したところブルーベリーの食べ放題を見つけ、早速向かいました。着いたそこは、山に囲まれた広い田んぼの中に一区画ポツリと青い防風ネットと防鳥ネットで覆われたブルーベリー畑でした。受付に行くと、爽やかで何か自信に満ち溢れた園主さんがおられました。着いて感じたのが、いわゆる郊外でもお客様で賑わっているということ。その答えは園に入ってすぐにわかりました。目の前にブルーベリーがたわわに生っていて、これがまたおいしかったのです。そして、田んぼは固められ、防草シートが張られて実に歩きやすく、ベビーカーもスイスイ動き老若男女誰でも楽しめるよう整えられていました。現にあちこちから「あっこれ美味しい」といった声が聞こえていました。真夏の味覚狩りに、上がった体温を冷やすブルーベリーを使ったコールドスイーツ、来園している人がみな笑顔、園主の自信も納得です。

お客様対応で忙しいブルーベリー畑の園主にいくつか質問させてもらいわかったことは、脱サラをして農業をはじめたこと、栽培はそんなに忙しくなくシステムが1年中管理していること、雑草は防草シートによって抑えられていること。それらの答えを聞いて、何だか点と点が線になって少し形になって見えた気がしました。

親の農地、兼業、本業を引退した従業員の受け皿、そしてなによりお客様の笑顔、考え出したらものすごくやりがいがあるように感じ、ほんの少しかもしれませんが、お客様の楽しい思い出づくりのお手伝いができればとの思いでブルーベリー農園を開園しました。

ご来園いただいた方の、思い出に残るブルーベリーを。

ミヤコブルーベリー農園オーナー
鈴木 孝亜樹
ブログやってます!園の様子やブルーベリーづくりの様子をぜひご覧ください♪
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